釧路町内各地で、皮膚に炎症を引き起こすことで知られる「マイマイガ」が大量発生しています。直接触らないよう注意してください。
孵化して間もない、体長10ミリメートル以下の幼虫については、直接触れるとかゆみや発疹が出ます。また、風に飛ばされるほどの大きさなので、体についたり、洗濯物についてしまうことがありますのでご注意ください。
体長10ミリメートル以上の幼虫については、毒があるとは言われていませんが、直接触ると毛が手に刺さってしまう恐れがあるので、いずれにしても厚手のビニール手袋や箸などを利用して捕獲することをおすすめします。
成虫が大量発生することが予想されます。水銀灯の照明や白っぽい外壁を好み、その付近に卵を産み付けます。消灯したり、LED灯・ナトリウム灯に交換するなどの対策が有効的と考えられています。
駆除する際は、鱗毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりする恐れがありますので、マスクやゴーグルを着用し捕獲することをおすすめします。
卵は、毛布をかぶせた細毛で覆われているため、殺虫剤の効果が期待できず、越冬することができます。
取り除く際は、平らで先が薄いものでこまめに剥がしてください。窓以外の窓の溝や建物の基礎など、見えにくいところにも産み付けていることがあるので、注意が必要です。