業務継続計画とは、大規模な災害や事故等で庁舎や職員等に相当の被害を受けても、情報システムをなるべく中断させず、中断してもできるだけ早急に(あるいは、許容される中断時間内に)復旧させる「業務継続」を戦略的に実現するための計画です。
釧路町では、日常の業務において常に情報システムやネットワークの利用が不可欠である現状を踏まえ、『ICT部門における業務継続計画』を、平成25年1月11日に策定しました。
災害時において、地域住民の生命や身体の安全確保・被災者支援・企業活動復旧等のために、災害応急業務・復旧業務及び平常時から継続しなければならない重要な業務を実施していく責務を負っています。これらの業務の継続を確保するためには、「情報システム」が不可欠であり、災害時に情報システムが稼働していることは地域住民の安全確保や復旧活動等にとりわけ重要なことであると認識しております。
情報システムは、平常時からの業務継続の備えがないと、被害を受けてからの事後的な復旧に多くの時間を要してしまう特性があります。また、大切な住民情報等を失ってしまったり、その復旧に多くの時間を要してしまえば、甚大な影響を地域住民や企業に生じさせてしまいます。
このため、本計画では、災害時に情報システムの機能をできる限り確保して町の業務を継続すること、情報システムが停止した場合に迅速に復旧させること、住民情報等の滅失が起こらないよう事前の対策を講じること等を中心に、業務継続利用手順や早期復旧計画、実施手順、今後の整備計画等を盛り込んだ構成としております。
情報セキュリティ確保のため、計画の一部は非公開とさせていただきます。