この講座は、北海道盲導犬協会の佐々木博紀さんを講師に招いて開かれ、目の機能や障がいの原因となる病気などの説明が行われた後、参加者はタオルやアイマスクで目隠しをしながらの歩行を体験。視界が閉ざされた状態で白杖を頼りに歩くことの難しさに、「前が見えなくて怖かった」「真っ直ぐに歩けない」などの声が聞かれました。
また、この日は視覚障がい者の心強いパートナーとなる盲導犬も登場。会場にやってきたラブラドール・レトリバーのグレン君(4才)は、7ヶ月に及ぶ訓練を乗り越えた立派な盲導犬です。
目隠しをした参加者に寄り添い、「OK!グレン」の声でゆっくりと歩き出すグレン君。パートナーを導きながら会場を一周して、最後は椅子に案内するなど、視覚障がい者を支える盲導犬の仕事ぶりを見せていました。