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道東の太平洋沿岸・赤潮の被害が深刻化
2021年10月22日
 道東の太平洋沿岸で確認されている、赤潮被害が深刻化しています。今回、釧路町の取材カメラが、その赤潮の様子を上空からカメラに収めました。

 白く濁る海面。濁った部分と透きとおった海面がくっきりと分かれているのが見てとれます。これが、道東の太平洋沿岸で被害が深刻化している赤潮と見られます。

 北海道は21日、漁業被害が出ている根室・釧路・十勝・日高の4地域で発生している赤潮が「有害プランクトンの『カレニア・セリフォルミス』が原因と推定される」と言及しました。

 また、海水1リットル中のプランクトン量を示す細胞密度は、昆布森漁港で高い水準となっていることが、専門家の調べで明らかになっています。

 この赤潮による漁業への影響は深刻で、今月18日時点で道内の漁業被害額は76億円以上にのぼり、地域別では、釧路管内が37億1300万円、根室管内が23億2300万円にのぼると発表しました。

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