3日、急速に発達した低気圧の影響で、釧路地方に暴風・波浪警報が発表されました。
1日午後2時頃、町内では一時的に雨あしが強まり、道路ではクルブシまで水に浸かるなどの冠水が相次ぎました。
釧路町東陽では、道路一面が水に浸かり、縁石ギリギリの所まで水が溢れ、一時的に強く降った雨の量を物語っています。
また、釧路町富原の公立高校前では、溢れた雨水が集水枡に勢いよく流れ込んでいます。
交通量の多い国道では、大きな水飛沫をあげて車が通行するなど、雨による影響が至る所で確認されました。
町内9つの小中学校では、悪天候が予想されたことから一斉に臨時休校となり、学校はひっそりと静まり返っていました。
一方、猛烈な風が吹き、町内の空き家1棟の屋根が剥がれる被害がありました。
この日、釧路町知方学で午後1時55分に35.5m、釧路市幸町で午後0時26分に30.5mの最大瞬間風速をそれぞれ観測するなど暴風が吹き荒れました。
釧路地方では先月22日も暴風が吹き荒れ、釧路町木場や釧路町ポントマリなどでは、一時1400戸あまりで停電がおきました。
木場にあるモスバーガー釧路木場店の泉田店長によりますと、30分ほど停電し、閉店前にオーダーストップするなどの対応に追われたということです。
この停電は現在は復旧しています。