車内から大画面の映像を楽しむ来場者

　新型コロナウイルスの影響で、今年は町内でも多くのイベントが中止となっていますが、「3密を気にせず、住民の皆さんが楽しめる催しを」と、実行委員会が初めて企画しました。

　会場には縦約5メートル、横約7メートルの巨大なスクリーンが設置され、事前の応募でチケットを取得した家族連れなどが、自家用車で来場。『指定席』に車を停めて、ラジオの専用チャンネルから流れる音声を聞きながら、車内からの映画鑑賞を体験しました。

　初日の19日 ㈮は小雨が降るあいにくの空模様でしたが、会場は40台以上の車で指定席はほぼ『満席』となりました。19時の上映開始セレモニーでは、実行委員長の土井茂人氏の挨拶に続いて、小松町長が「盛り上がっている皆さんは、ぜひ合図を!」と呼びかけると、集まった車のライトやハザードランプが次々に点灯し、合図が送られました。

　また、会場にはキッチンカーも出店しており、来場者は各々軽食などを購入して、車内で食事をしながら団らんのひとときを楽しんでいました。