今回の防災訓練は、コロナ禍における大規模災害発生時に、行政と地域住民が協力して避難所を開設できるようにと企画されたもので、参加者は手指の消毒や検温を行い、マスクやフェイスガードを着用しながら受付などを行いました。
また、避難所の設営訓練では、箱に収納された状態から段ボールベッドの組み立てを行い、パーティションを取り付けることで飛沫拡散防止とプライバシー保護に配慮した居住空間が完成。参加者はそれぞれできあがったベッドに座るなどして強度を確かめていました。
小松町長は参加者に向けて「訓練で行政も気づかされることがあります。訓練を重ねて、これからの避難所の在り方をしっかり示していきたい」と述べました。また、多くの人が避難してきた場合の感染対策の難しさに触れ、「自宅や親戚の家などを避難場所にするなど、いざという時の行動を普段から考えておくことも必要」と呼びかけました。