式典では、町制施行40周年にあたり町に寄付などをいただいた方々に感謝状が贈られたほか、福祉の向上や社会教育などに多大な功績のあった方々に釧路町功労賞・善行賞がそれぞれ贈られました。
また、児童福祉の発展のため町に多額の寄付をされた功績により、これまでに7回の町善行賞を受賞された多田トモ子氏には、釧路町特別表彰を行い、記念品として本の形に作られた木製の時計が贈られました。
平成7年の高橋睦氏以来、25年ぶりの名誉町民となった元町長の菅原澄氏には、町長より顕彰状と功績顕彰、釧路町名誉町民章が手渡されました。続いて名誉町民肖像画のお披露目で、柔和に微笑んでいる菅原氏の肖像画が一同に披露されると、会場は惜しみない拍手で包まれました。
受賞者代表の謝辞で菅原氏は「40年前に名誉町民制度の創設に携わった自分が、表彰されることになるとは夢にも思いませんでした」「地方自治は私の人生そのもの。住民の笑顔が、私のこの上ない喜びでした」と語り、役場人生を振り返って感慨深げな様子の菅原氏に、会場に集まった人々から温かい拍手が贈られました。