https://higumap.info/map/661/2024
残飯や生ゴミなどは、ヒグマにとっておいしいごちそうです。いったんゴミの味を覚えると、それを目当てにゴミ捨て場に繰り返し出てきます。
また、人そのものに近づくようになります。 普通、ヒグマは、ヒグマの方で人間を避けるものですが、ゴミによって引き寄せられることで問題がおきてしまいます。
みなさんがヒグマの被害にあわないようにするために、そしてヒグマが人間に近づいて駆除されることがないよう、ゴミの後始末はきちんとするようお願いします。
一般的にヒグマは、人の存在に気づくと避けることが多いので、音(鈴や笛、時折手をたたくなど)や声を出して、こちらの存在を知らせましょう。
また、次のような場合は、人もヒグマもお互いの存在に気づきにくくなるので、周囲に気を配りながら、出す音も大きくしましょう。
人の食べ物の味を覚えると、その食べ物を手に入れようと人や人の活動エリアに近づくようになります。ヒグマによっては、人への警戒心が薄れ、人がいても逃げずに危険な状況をつくる可能性がありますので、ゴミや食べ物を捨てたり、放置しないようにしましょう。
周りの茂みで動物が動く気配を感じたらときは、下記のように行動しましょう。
急に立ちあがったり、大声で叫ぶ、大きな声を出す、物を投げつけるなどは、ヒグマを刺激するので絶対にやめましょう。
走るとヒグマは反射的に追いかけてくるので絶対にやめましょう。
動かずにじっとし、ヒグマが先に逃げるのを静かに待ちましょう。
上記のとおり行動すれば、必ず安全が確保されるというものではありません。出遭わないようするにはどうしたらよいかを考えることが大切です。