北海道より、道内で本年2例目となるダニ媒介脳炎患者の発生が確認され、マダニが媒介する感染症について更なる注意喚起があったことから、町民の皆さまへお知らせします。
今の時期、登山・キャンプなどで自然とふれあう機会が増えることから、十分な予防対策に努めてください。
道内で過去に患者が確認されている主なダニ媒介感染症は下表のとおりです。
病名 | 潜伏期間 | 主な症状 |
---|---|---|
ダニ媒介脳炎 | 7〜14日程度 | 発熱、筋肉痛、麻痺、意識障害、痙攣、髄膜炎、脳炎等 |
ライム病 | 12〜15日程度 | 発熱、倦怠感、慢性遊走性紅斑、希に心筋炎・髄膜炎等 |
新興回帰熱 | 7〜10日程度 | 発熱、筋肉痛、関節痛、倦怠感等 |
エゾウイルス感染症 | 4〜9日程度 |
発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感、消化器症状等 |
野外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認しましょう。特に、わきの下、足の付け根、手首、胸の下、頭部(髪の毛の中)などに注意しましょう。